独学レザークラフト

製作工程、過去の作品、おすすめの道具等を紹介します。

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簡単カードケース

   

以前、友人に頼まれて制作したカードケースです。非常に簡単に作ることができて意外に使い勝手が良いケースです。最近はいろいろなポイントカードや電子マネーのカードなど、普通に生活しているだけでカードがどんどん増えていく時代です。そういったカードを入れて持ち歩くのに便利です。
簡単すぎて、この日は友人2人と自分の分で3つを1日で仕上げました。

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型取り~切り出し

写真は3つ分の切り出したものです。3つ分でもこれだけです。P1010078小さめの革1枚と大きめの革を2枚が1つ分の革となります。
裏処理をして、小さめの革の長い方の辺1辺にカードを取り出しやすいように切れ込みを入れて部品は完成となります。

部品を組み合わせて、カード入れを完成させる

大きめの革2枚を床面を重ね合わせ、外側に小さめの革を重ねます。長辺1辺を残してのこりの3辺をいつもの透明ボンドで張り合わせます。その後、角を半円にカットして張り合わせた3辺を縫います。
その後、コバ処理と仕上げ材を塗って完成となります。簡単ですね。僕の制作したレザー用品にはすべて写真に写っている猫の顔の焼き印を押しています。この焼き印については、別途オリジナル焼き印で紹介します。P1010079P1010080綺麗にできて、友人にプレゼントして喜ばれました。使用する革も少ないため余っている革を使えばできてしまいます。今回は1.2mm厚のサドルレザーを使用したため出来上がりも薄く出来ましたが、薄さにこだわらなければ外側の小さめの革のみ薄いものを選んで、本体部分についてはもう少し厚みのある革を使っても頑丈に仕上がると思います。簡単に作れるため定期入れとポイントカード用とクレジットカード用とキャッシュカード用という風に別々に色違いで作ってバッグに入れて持ち歩いたりするのもおすすめです。実際にカード類を入れた状態の写真もアップしますので参考にしてください。P1010081

 - 作品(作成手順含), カードケース