独学レザークラフト

製作工程、過去の作品、おすすめの道具等を紹介します。

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BOX型小銭入れ(ダークブラウン)

   

以前製作したBOX型小銭入れ(ナチュラル)をずっと使っていましたが、かなりくたびれてきてしまいました。そのため新しいのを作ることにしました。今回はダークブラウンの革が残っていたので、ダークブラウンのBOX型小銭入れを作ります。僕がBOX型小銭入れを好んで使うのは、大口で小銭の出し入れが非常にしやすいからです。また、この小銭入れは簡単に作ることができ1日あれば作れてしまうのも魅力です。今回は、2つ同時進行で作っていきます。ちょっとしたプレゼントとしても非常に喜ばれます。

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型取り~切り出し

BOX型小銭入れは部品が少ないため、2つ分の型取りと切り出しも簡単です。2つ分を切り出して、裏処理をしました。

縫い穴をあける

縫い穴をあける前に、BOXの側面となる革の折れ線をつけて、本体部分の縫い線を引きました。実際に、折れ線に沿って折ってみて、本体には縫い穴をあけました。次に、BOXの側面となる革と本体の革を実際のBOX型にボンドで仮留めします。ボンドの乾燥するのを待ってから次の工程に進みます。ボンドが乾燥し、仮留めがしっかりとしたところで、本体の縫い穴を側面の革に写します。これは菱きりを使って行いました。

縫う

全ての縫い穴を写してしまえば、あとは外周を縫うだけでBOX型小銭入れが出来上がります。本体とBOXの側面になる革とを結合しながら外周を一回り縫いました。2つとも一気に縫ってしまいました。あとは、ジャンパーホックの雄を本堤に取り付けて、BOX型小銭入れの形が完成しました。

仕上げ

形が出来上がってしまえば、仕上げのコバ処理を行います。全体のコバ処理が完了したら、コインコンチョとジャンパーホックの雌を取り付けます。最後に仕上げ剤を全体に塗ればBOX型小銭入れが完成です。

番外編

今回のBOX型小銭入れ2つ同時進行で作っていましたが、実は娘2号が一緒に自分用を作っていたため、実際には3つ同時に作っていました。基本的な型取りや切り出し、縫い穴をあける処理は僕が行い、最終的な縫う作業を娘2号が行いました。娘2号が一緒に作業を行っていたおかげで、ちょっとした道具を取ってくるとかの雑用をお願いできたので非常に助かりました。娘2号が作った小銭入れも紹介します。写真だとわかりづらいですが、娘2号が自分で選んだすみれ色革で小銭入れを作りました。やっぱり自分で作ったということで大満足のようです。出来上がった小銭入れをしばらく眺めていました。

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