独学レザークラフト

製作工程、過去の作品、おすすめの道具等を紹介します。

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レザークラフトを始めたきっかけ

2006年当時、新幹線通勤での転勤を会社から言い渡されたものの、新幹線と在来線での移動時間を楽しむためにネットワークウォークマンを購入しました。(今のようにスマートフォンがあればレザークラフトとは出会いませんでいた。)このネットワークウォークマンのケースを自分で作ってみようと思ったことからレザークラフトを趣味として楽しむようになりました。ネットワークウォークマン家電量販店でケースを見つけてみましたがやはりレザー製のものが目に留まります。しかしレザー製品は価格が高く購入をためらいました。そこで近くのホームセンターに行ってみると、レザークラフト用の革が数百円で購入できることを知り、100円ショップのカッティングマットとカッターを購入して初めての型取りをしてみました。しかし、この後どうすればよいのか全く分かりません・・・・・
とりあえず、レザークラフト用という針と糸は購入しましたが、革は針で縫うには硬すぎます。仕方がないので参考になりそうな本を購入しました。レザークラフト関連の書籍で購入したのはこの本が最初で最後です。この本の内容を応用することで今まですべて対応できました。本を読んでわかったことは専用の工具がかなり必要であるということです。そこでネットワークウォークマンのケースを購入したほうが安かったのではという意見もありますが、クラフト社のハンドソーイングセットというものを購入しました。これでレザークラフトの基本的な道具は揃います。いまだにメインで使っている道具ばかりです。

独学レザークラフトマンの誕生

ここまでくれば、あとは実際に作ってみるだけでしたが、何しろ初めてのこと簡単なケースなのにそれはそれは試行錯誤の末、ようやくケースを完成させることができました。なんのテクニックもない、ど素人の処女作をご覧ください。いろいろな部分が不格好ですが、そこは自分で作ったケースです。愛着をもって毎日持って歩いていました。この時に縫い作業をしていて、徐々に考えていたケースの形に出来上がっていく過程が楽しくて仕方がありませんでした。購入したクラフト社のハンドソーイングセットにレザークラフトの練習用としてカードケースの製作手順と型取り済のレザーが付属していました。定期入れに丁度よいのでウォークマンのケースが完成したその日のうちに作ってしまいまいました。上に移っているのは革を編む練習のために作ったウォークマンケース用のストラップです。

この時には、すでに頭の中で財布の構想を練っていました。
翌日には畳半畳程のサドルレザーを購入して、二つ折り財布の製作に取り掛かりました。

公開日:
最終更新日:2016/04/15