手縫い針の種類
2021/02/05
ラウンドウォレット(ダークブラウン)を作っているときに、どうしても指が入らず通常使っている手縫い針では縫えない部分がありました。この時にいろいろと考えて曲がっている針があれば縫えるかもと思い、調べてみるとカーブ針なるものがありあした。そこでカーブ針を購入するために道具屋さんに行ってみましたがカーブ針単体で購入することができず、しかたなく手縫い針のセットを2セット購入してカーブ針を2本手に入れました。普段使っていた針は丸針ですが、針にはいろいろな種類があることが分かりましたが、それぞれどういった使い方なのかがわからなかったので調べてみました。
丸針
これが、普段僕が使っている手縫い針です。これは穴があいているところに糸を通すための針で、針先が丸くなっています。そのため革を傷つけません。菱目打ちなどで予めあけた縫い穴にそって革を縫う時に使用する針です。
三角針
三角針とは、丸針に対して先が鋭くナイフ状にとがっている針です。やわらかい革や薄い革などは、この三角針を使うことで、直接穴をあけながら縫い進めることができます。
すくい針
その名の通り、すくい縫いをするときに使う針です。筒状の筆入れ等を作るときにはよく使われるようです。
カーブ針
縫いにくい(指が入りにくい)箇所を縫うときに使用すると、縫いにくい部分が縫えてしまう針です。僕はラウンドウォレット(ダークブラウ)の製作時に初めて使用しましたが、指が入らずに困っていた部分を縫うことができました。今までは無理やり丸針で縫っていた箇所でもこのカーブ針で作業効率が上がると思います。
この他にも、レース縫い用の針など、いろいろとあるようです。また針の太さや長さも種類があり、各作業にあった針を選択することが作業効率の向上につながるようです。みなさんも、いろいろな道具を使ってみると楽しいかもしれません。