独学レザークラフト

製作工程、過去の作品、おすすめの道具等を紹介します。

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ハーフウォレット(オレンジ)

   

以前、作ったハーフウォレット(ブラウン)を見た娘2号に同じ財布が欲しいとせがまれて、ハーフウォレットを作ることになってしまいました。少し前から言われていたのですが、レザーのハーフウォレットを小学生の女の子が使うなんて・・・と思いスルーしていましたが、何度も頼まれるので本当に欲しいんだと思い、作ってあげる決心をしました。それだけ欲しいのなら大切に使ってくれることでしょう。

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革選び

僕と同じダークブラウンであれば革があったのですぐに作れたのですが、さすがに小学生の娘2号には渋すぎると思い、お店で、好きな色の革を選んでもらったらオレンジ色の革を娘が選択しました。コンチョについてもコインコンチョでは渋すぎるので、なにか女の子らしいものが無いか物色しましたが、なかなか気に入ったものがないらしく出来上がるまでに選ぶということで、とりあえず購入は見送りました。オレンジの革を選んだということで、糸もオレンジのロウ引き糸を購入しました。

型取り~切り出し~裏処理~穴あけ

型取り、切り出し、裏処理、穴あけの各作業については、ハーフウォレット(ダークブラウン)と同じため、写真を残しませんでした。ぜひハーフウォレット(ダークブラウン)の記事で確認してください。

カード入れの作成

カード入れ部分を作りました。この時、ダークブラウンのカード入れよりも若干ですが上方をくぼませて子供の手でもカードが取り出しやすいように工夫してみました。

小銭入れの作成

内側からファスナーと取り付けて作ります。途中で、ウォレットの中革と接続してから仕上げる必要があるのを忘れてはいけません。小銭入れ部分ができたので、本体の革(オレンジ)に各部品を並べてみます。

完成させる

カード入れ、小銭入れが出来てしまえば外側の革と合わせて、外周を縫えば完成します。完成したウォレットに何度かお店に通って娘2号が選んだコンチョを取り付けます。娘いわく、オレンジに合う、緑のキラキラするやつだそうです。大喜びで娘2号が使ってくれているので、上手に出来ているのだと思います。娘2号には、「パパの形見だぞ」と言ってあります。

今回は、ハーフウォレット(ダークブラウン)の記事で詳細手順を紹介させてもらっているので、ダイジェスト的になってしまいました。自分のハーフウォレットを作った時に不便だと思ったカード入れの上部やその他の部分についても2回目ということで少しずつ改良をして作れたと思います。このハーフウォレットは非常に使いやすく好きなので、定期的に作るのではないかと思われます。

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