独学レザークラフト

製作工程、過去の作品、おすすめの道具等を紹介します。

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ブックカバー(文庫本)

   

現在は、あまり時間がなく読んでいませんが、小説が大好きです。以前、新幹線通勤をしていた時には逆に時間がありすぎて週に1冊以上のペースで小説を読んでいました。そのため電車内で文庫本を読むときにオシャレかと思いブックカバーを作りました。基本的には本屋さんで文庫本につけてくれる紙のブックカバーのサイズを真似します。ナチュラルのサドルレザーで作って使用しているうちに飴色になりカッコいいと思います。

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型取り~切り出し

型取りですが、文庫本に本屋さんでつけてくれる紙のブックカバーを真似するので型紙は必要ないと思います。簡単に型は取れるので、あとは自分の好みで部品を切り出します。切り出した革の裏処理を実施します。今回は、ブックカバーにしおりや本を買った時のレシートなどをはさんでおけるポケットを付けます。あとはこの革を組み合わせればブックカバーの形になってしまいます。いかがでしょう?すでに出来上がってしまったようです。

縫い作業~革ひもを取り付けて完成させる

ブックカバーの形にするまでは非常に簡単な手順でした。外周を縫えば完成となりますが、綺麗に縫うために縫い線を引きます。この縫い線にそって縫い穴をあけます。外周を一回り縫えば完成してしまいます。とりあえず塗った状態をアップでご覧ください・・・綺麗に縫えています。コバ処理をして仕上げ剤を塗ればブックカバーの完成です。最後にしおりにするための革ひもを取り付けて、紐にビーズで飾りを取り付ければ僕の思っていたブックカバーの完成です。実際に文庫本のカバーとして取り付けた状態はこんな感じです。使っているうちに綺麗に飴色になってくれたらと思います。この革ひもの長さが意外に重要だと感じました。非常に気に入っています。手順少なく、また本屋さんでもらえるブックカバーを型紙として作れるて、縫い作業は外周のみということでレザークラフトの練習にはもってこいの革製品だと思います。それでいて実用性もあり、本を読むのが好きな人に送るプレゼントとしても最適です。プレゼントしたらかなり喜ばれると思いますよ。是非作ってみてください。

 - 作品(作成手順含), ブックカバー